昨今、テレビなどでも「ゴミ屋敷」の話題が取りざたされています。 売却する場合は「残置物」です。 では、なぜ残置物満載の状況になってしまったのでしょうか。 その訳と、実際の残置物満載の状態をご覧ください。 |
![]() 残置物満載は「売却することになった訳」に大きく関係しています。 相続した物件が遠方で、管理することが出来ない。 相続した土地建物は、別県にある。 そのままにしておくと、隣接に迷惑がかかる為毎年1回は草刈りや伐採に行くが、だんだん年を 取ってきたため、気軽に動くことは出来なくなった。業者に定期的に草刈等を依頼することに したがこのままほっておく訳にはいかない。 自分たちを含め、ここに住みたい身内は誰もいない。
海も近いし、ちょっとした別荘の気分でしたが...使用したのは相続した年と、翌年位。 もうほとんど使っていません。 たまには行って、管理しなきゃと思うのですが、ままなりません 建物内に生活用品満載。自力では片付けられない。 親の家を相続しました。 自分たちは、別に家を持っているので、そこに住むつもりは有りません。 売却すれば生活の足しになると思い、気軽に相続したのですが、生活雑貨や一昔前の大型家具. 使えなくなった電化製品、古い布団や衣類が建物内満載で、自分たちでは処分できません。 業者に撤去と清掃を頼もうとしましたが、100万円近い金額の為、躊躇しています。 年取った親が、ゴミ捨てもままならなくなって、こんな汚いところにいたのかと思うと、可哀 そうで涙が出てきました。 もう少し、頻繁に様子を見に来てあげればよかったな〜と、悔やまれてなりません。
かしい思い出の宝物なのです。 あなたが使った幼少の頃のおもちゃだって残っていることがあります。 〇でも、ここは思い切ってすべて処分する事をお勧めします。 アルバムでも品物でも...それを見て思い出に耽れるのはご兄弟か子供まで。 お孫さん達にと っては、悔しいけど「へ〜...」で一件落着
建物の傷みが激しく、設備等も使用出来る状態ではない。経年劣化 相続しました。親も、私たちが結婚して親と別居する際にこの家を中古で購入したものです。 丁度子育ても一段落して借家暮らしから抜け出そうとしていたグッドタイミングだったのですが ...。いざ住ん でみてびっくりしました。 外見では気付かなかった、床や壁の痛み、キッチンセットが古くて汚れが落ちない、一番困っ たのがトイレや台所の排水です。浸透式(汲み取り)なのです。一応少量の水を利用して流せ ますが、汲み取りには変わり有りません。 台所の水は庭にある浸透桝という設備に繋がっています。結局、トイレと併せて汲み取り業者 に頼まなくてはなりません。 自力で合併浄化槽を設置しょうとしましたが、敷地と道路が狭くて、全て手作業となる為、費 用もめちゃ高です。売却して、手頃なところに移りたいのです。
それでも購入してくれるのは、一時的な仮住まいや賃貸住宅向けの投資用です。 この物件の所在する環境次第ですが、給排水を見ただけでその周辺環境が分かります。 まだ、我慢すれば使えるうちに処分することをお勧めします。 雨漏りが治らないが、売れますか? この家を売って、引っ越すことになりました。 数年前から、2階の天井付近にシミあとが見え始め、最近では水滴が落ちてくるようになりま した。 業者に修繕を依頼したのですが、原因が分からず、今もそのままになっています。 雨漏りやシロアリは、瑕疵担保責任が有って、後々迄責任が出ると聞いていますが、私の経済 的にはとても無理です。 といって、そのままに放置しておく訳にもいかず、困っています。
天井部分を剥がし、原因を調べた結果、軒裏の空気孔からの湿気が、断熱材に蓄積され、それ が原因である事が分かり、全面補修して売却に入りました。 査定させていただく物件が、全てこのような状態というわけではあり ません。 このようなケースだった物件を、相続した時に初めて分かるのです。 特に、空家になってからは、建物の劣化は驚くほど速く進みます。 こちらでは、お預かりした残置物満載の、建物内外の状態と撤去後の状態をご紹介します。 価値ある不動産が、負動産になってしまうのです。 相続人が、売却すれば幾らかでもお金になると思っていたものが、逆に、お金をかけても売れない不動産になってしまいます。 相続した以上は、物件の管理をしなくてななりません。 お隣にはみ出した庭木の剪定、建物の定期的な窓開けや掃除。 住んでもいないのに、毎年かかる固定資産税。
急激な老人社会になった今では、中古住宅を積極的に購入して住む若 い世代は、本当に少なくなってしまいました。今後ますますこの傾向 は進んでいくものと思われます。 |